“映画づくり、人づくり、まちづくり”
  • ブログ

“三河映画” THE FILMS COMMUNE

[ ブログ ]

2016/07/01
緊張感

よーい スタート!
この合図で撮影が始まる

この時の緊張感は
日常生活ではなかなか味わえない

たった1つのカットを撮るために
ロケハンから始まり
美術のイメージを固め
小道具やセットを作りこむ

キャストは
脚本を読み解き
何日にも渡るリハーサルをし
その時の心情を
この一瞬に表現していく

ワンシーンを撮るために
何か月も時間と
たくさんの人達の力が
詰め込まれている

これまでの準備を
最後に形にするのは撮影の仕事

失敗は許されない

そのために
監督との絵コンテ打ち合わせ
現場でのカメラテスト
時には事前に編集までして
カット割りの確認をしていく

事前に
出来る限りの準備をして
本番に臨むが
やはり本番は
何が起こるか分からない
ライブな感覚

その中で
最高の画を撮るために
集中していく

長時間の撮影では
集中力が切れて
失敗することもあるが

よし
もう一回行こう!!
集中!!集中!!


監督をはじめ
キャストとスタッフ
みんなが声をかけて
納得のいく良い画が撮れるまで
付き合ってくれる

本当に素晴らしい
メンバーが集まったんだと
実感すると共に
このメンバーと一緒に
撮影が出来ることを誇りに思う

まだまだ撮影は続くが
これからも良い画を撮るために
日々精進

撮影監督
沓澤武志

56-1.jpg

2016/06/29
“Ben-Joe”の撮影=社会見学

現在“Ben-Joe”は
愛知県設楽町津具村で撮影中

この日は
2台のバスが
撮影セットに到着

バスからは
地元の津具小学校の全校児童が
降りてくる

そう
津具小学校の児童が
三河映画の撮影を見学に
やってきてくれたのだ

子供たちに
“Ben-Joe”の1シーンを演じ
先生に演出・撮影をする
体験をしてもらった

撮影した映像をみんなで見ると
拍手が起こる

その後
キャストが同じシーンを演じ
撮影した映像を見せると
再び拍手

いずれも見ている時の
子供たちの真剣な眼差しが素晴らしい

役者との質問タイムでは

“どうして役者になったんですか”
“セリフはどうやって覚えるんですか”
“泣くときはどうやってないているんですか”

素朴な質問が次々飛び交う

キャストたちも
子供たちの真っ直ぐな視線に
誠実に受け答える

きっと明日から
また新鮮な気持ちで

撮影に取り組めることだろう

監督
岩松あきら

55-1.jpg

2016/06/27
新しい世界

私は今回
三河映画さんの
津具村での合宿撮影に
2泊3日参加させていただいた

そこで全く
“新しい世界”を目の前にした

いつもはスクリーンで観る
映画の世界
それは実際想像もしたこともなかった
現実が私を待っていた

「カット」の声がかかるまでの
緊張感で息を止めてしまう
それだけの集中力が
現場から伝わってくる

1つのカットにかける思い
それは本当にすごく
ヒロインの石川野乃花さんの
全力で挑む演技に言葉を失った

作品をつくり上げることが
どれだけ難しく大変なことなのか…

この3日間で映画制作という世界を
目に焼きつけた

新たな経験を感じたい
もっともっと映画の世界を知りたい
素晴らしいこの作品をたくさんの方に知ってほしい
今回の経験を今後の人生に繋げていきたい

そんな思いが込み上げてくる
刺激的な3日間だった

安斉ゆか

(6月末の3日間。体験スタッフとして“Ben-Joe”の撮影に参加した安斉ゆかさんの日記より抜粋)

54-1.jpg

2016/06/24
嘔吐に血しぶき…

映画「Ben-Joe」では
至るところに特殊効果が登場

特殊効果のあるシーンは
全部で30以上もある

今まで撮影した
特殊効果のシーン中で
一番時間がかかってしまったのが
お風呂場でのシーン

内容については
完成した作品で確認して頂くとして
数え切れないほどの
リテイクを出してしまった

最も大変だったのは
病院の手術室をお借りしての撮影

4人が息を合わせて
仕掛けを動かさなくてはいけなくて
苦労を重ねた

このほか
キャストさんに
血しぶきが飛ぶシーンでは
当日ギリギリまで
調整をしながら撮影に挑んだ

監督の「カット」の声がかかる瞬間まで
緊張していたのを覚えている

特殊効果のある撮影は
クライマックスまでまだまだ続く

今までの撮影の困難を忘れず
その反省を
新しい撮影に
生かしていきたい

メイク・特殊メイク担当
岩井菜摘

53-1.jpg

2016/06/22
北野武方式

前作“幸福な結末”は
1か月間撮休ゼロという
殺人的なスケジュールで撮影を敢行

この怒涛のスケジュールによって
“幸福な結末”は完成させられた
キャスト・スタッフは文字通り
満身創痍での撮影であった

今回“Ben-Joe”の撮影は
この反省を生かして

基本的には
1週間撮影をして
1週間撮休を取るという
北野武方式を採用

北野武監督は
テレビの仕事もあるため
1週間映画の撮影をし
翌週にテレビ収録をするらしい

三河映画は
このやり方を取り入れて
隔週で撮影を行っている

撮休の監督の仕事と言えば
撮影済みの編集と
撮影プランの再考
撮影監督との
次ブロックのテスト撮影

編集は
監督の私が行うことがほとんどだが
時には脚本家が行うこともある

その編集結果をもとに
納得がいかないカットがあれば
次ブロック以降で
リテイク(撮り直し)を行っていく

私たちの映画制作は
時間はかかる

しかし間違いなく
映画の完成度は
上がっていくはずだ

監督
岩松あきら

52-1.jpg

2016/06/20
蛍を一匹

掌に空に向けて
ゆっくり広げる

1日の撮影を終え
癒しの景色を
スタッフとキャストで見上げる

セットが建つ津具村では
蛍の光が綺麗な
季節になってきました

15歳から実家を離れて上京
ひとり暮らしの石川には

“明日のご飯何かなぁ?”とか
“お風呂入った?”とか

なんだか懐かしい会話が
飛び交う合宿所です

お芝居の相談も
お酒を片手に
熱心に語り合ってくれる先輩達

撮影あとのコミュニケーションも
とっても刺激的

一生懸命な大人の背中を
目に焼き付けながら

そしてまた朝がきて
撮影が始まる

“よーい!スタート!”

“Ben-Joe”ヒロイン早紀役
石川野乃花

51-1.jpg

2016/06/14
折り返し地点

今私は
津具で合宿生活を送りながら
“Ben-Joe”の撮影に参加している

去年の今頃は
まだ打ち合わせや会議をしていたが
もう撮影も折り返し地点

合宿生活もこんなに長くは初めて
メイクスタッフとして
ここまで深く関わった作品も初めて

最初はいろいろ
戸惑うことが多かったが
少しずつ楽しくなってきている

ただ楽しいだけではなく
メイクでも特殊効果でも
毎回のように課題があり
自分だけの力ではなく
周りのスタッフやキャストさんに助けてもらいながら
成長している

そして
最後の撮影の日まで
成長し続けたい
この気持ちを忘れずに

明日からも
撮影現場に挑んでいく

メイク・特殊メイク担当
岩井菜摘

50-1.jpg

2016/06/11
成長の種

三河映画に出会って3年目の今
私は津具のセットで
助監督として走り回っている

始まりはオーディションだった

“Ben-Joe”の
オーディション告知のチラシにかかれた
裸の女性が膝を抱えてうずくまる
強烈なビジュアルと
挑戦的なキャッチコピー

『あなたには、この映画に出る勇気があるか!?』

私の答えは“YES”だった

足を運んだオーディション会場で
最高に熱いメンバーに出会い
スタッフとして
三河映画の仲間に加わることを選んだ

それから早いもので
大学生活と同時進行で
2年間
映画制作の準備に携わり
3年目の現在
撮影合宿の日々を送ってる

撮影現場を
1日1日乗り越える度に
成長の種が
少しづつ大きくなろうとしているのを感じる

それは
未熟な自分との闘いの日々…
けれども
種はいつか花になるはずだ

これこそが
成長したいと願い続ける私の
三河映画で闘う理由

“Ben-Joe”助監督
高橋ゆな

49-1.jpg

2016/06/09
完全合宿開始

いよいよ始まっている
津具村での映画制作

キャスト・スタッフの
完全合宿による撮影だ

ここには
コンビニもない
テレビもない
Wi-Fiもない
交通手段は車のみ

合宿所は
セットから歩いて一分のところにある

よって
キャストもスタッフも
歩いてセットへと移動

ひたすら
映画づくりに没頭の日々だ

合宿所には
水洗トイレも
お風呂もなく
不便なところもあったのだが

先日
地元の方のご厚意で
仮設風呂が設置された

屋根付きではあるものの
家の外に設置されたお風呂での
昼間の入浴は最高だ

普段私たちが住んでいる場所と比べれば
確かにここには便利なものが少ない

しかし
その代わりにあるのは
映画制作に専念できる環境と
地元の方のご厚意だ

毎日
津具の方たちが合宿所に足を運んで下さり

食事を作って頂いたり
お風呂を貸して下さったり
おうちに招待して下さったり
セットや小道具も作って下さったり
機材を貸して下さったり…

こんな素晴らしい環境で
「Ben-Joe」の撮影が
進められていることに感謝しつつ
ウグイスの鳴き声に包まれながら
今日もセットへと向かう

岩松あきら

(写真は合宿所に設置された仮設風呂)

48-1.jpg

2016/05/12
時は金なり

前作「幸福な結末」の反省から
「Ben-Joe」では
しっかり時間をかけて
撮影をしているが

ある日
東京から泊まり込みで
撮影に臨んでいる役者さんが
丸一日撮影ができない日ができてしまった

彼女にそのことを詫びると
こんなことを言われた

プロのように
お金をかけられないから
プロに負けないような
いいものをつくろうとすれば
時間はかかるよね

彼女の言葉を聞いて
ある諺の意味を
ずっと取り違えて
理解していたことに気づいた

時は金なり

この有名な諺の意味は
時間を大切にすべきだと
ずっと思っていたが
そうではなく
まさしく
「時間=お金」という意味であり

時間をかければ
お金に値するものが出来るという

三河映画の本質を語る
諺だったのだ

私たちは今後も
熱意と時間を武器に
撮影に臨んでいく

岩松あきら

47-1.jpg