“映画づくり、人づくり、まちづくり”
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“三河映画” THE FILMS COMMUNE

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2016/05/10
意志あるところに道は開ける

私たちの映画制作は
商業映画とは違い
制作費0円から始め
スタッフ・キャストは全員
手弁当と熱意で参加している

病院 スポーツジム ラブホテル コンビニエンスストア 大学 ショッピングモール…

「Ben-Joe」では
様々なロケ地で撮影を行っているが
お金もない私たちに
ロケ地を提供してくれるところは多くはなかった

ロケ地探しに苦労していた2年前
困り果てた私は
ロケハン担当のスタッフと
豊橋のフィルムコミッションに相談に出かけた

ロケ地の紹介をしてもらえるのではないかと
正直下心を持っていた私たちに
担当の女性が言われたのは
具体的なロケ地の紹介ではなく

「意志あるところに道は開ける」

その一言であった

その言葉で
自分たちの意志の弱さに
ハッとした私たちは
目が醒める思いだった

彼女の言葉のおかげで
今は全てのロケーションの提供の方々に
私たちの思いを理解していただき
全面協力をして頂いている

協力者が少ないと嘆くことは
自分たちの思いが弱いことを
嘆いていることに他ならない
今はそんな気持ちで
映画制作に臨んでいる

岩松あきら

(写真は病院での撮影風景)

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2016/05/09
津具で繋ぐ 津具を繋ぐ

これは
スタッフのひとりが考えてくれた
津具村で撮影をする
私たちの合言葉である

カーペット マット 水道器具 ロッカー 清掃道具入れ お米 野菜サラダ諸々 漬物 五平餅 ヨモギまんじゅう トマトジュース たけのこ(掘れたて) 柏餅 トイレットペーパー バナナ お菓子 ティッシュ お寿司 ケーキ お茶 缶コーヒー おにぎり めざし 小松菜料理 玉葱料理 クッキー キュウリ…

これらは何か?

実は
これらは全て
このGWだけで
私たちに協賛していただいた
品々である

セットの小道具から
ケータリング等
本当に津具の方々の
温かさに感謝の日々である

元AKB48の大島優子ふうに言えば

頂いたものは
「物」ではなく「愛」である

そんな方々に
私たちも「愛」でお返ししたい
私たちの「愛」とは何か?

そう
私たちの思いを詰め込んだ「映画」である

私たちの「映画」は「物」ではない
「愛」なのだ

岩松あきら

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2016/05/07
GWは「Ben-Joe」も撮休

私も泊まり込みで
セットの作り込みに出かける

セット近くの合宿所で
3泊4日して
セットの建設に精を出したが

カメラマンの沓澤は
私より早くセット入りしていて
6泊7日でセット建設をしている

建設中
セットのそこかしこから

深いため息…
出来た!
うーん
よっし!

そんな声が聞こえてくる
まるで小学校の図工の授業のような雰囲気

どんどん形になってきた
セットの様子を見て

いよいよ3か月に及ぶ
セット撮影が始まるのだなと
子供の頃のように
ワクワクしている

岩松あきら

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2016/04/19
(続)限界を伸ばしたい

クランクインを迎えて
もう早いこと
2ヵ月が経とうとしています

4ヵ月というリハーサル
監督・脚本家・役者
沢山のアイディアを出し合い
向き合ってきた時間を思いだしながら
「本番」というその瞬間まで
「限界」を伸ばそうと
同じ方向に向かって進む

もう少し
もう少しと
記録されていく
その瞬間まで
必死にもがきながら
みんなで突き進んでいく
とても貴重で充実した毎日を
おくっています

立ち止まることだけはしたくない
苦しいのは戦っているから
悩むのは向き合ってるから
迷うのは前に進んでるから
勇気で違う景色になる

一歩でもいい
たとえどんなに小さいことでもいい
ほんの少しだけでも
前に進みたいと思う気持ちさえあれば
限界を限界ではなくして
可能性にかえてくれる

そんな私を続けていきたいです
継続は力なりと言い続ける

そんな毎日を過ごすことが
出来ているのも
たくさんの支えがあるからです

「ありがとう」と
伝え合いたい仲間と
頑張ることができる!
そんな毎日が本当に幸せです

そして
応援して下さるファンのみなさん
サポートして下さる
沢山の方の支えがあり
頑張ることができること
感謝の毎日です

撮影ははじまったばかり!
最後まで頑張ります!

石川野乃花 
(“Ben-Joe”ヒロイン早紀役)

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2016/04/17
限界を伸ばしたい

きっと私は
そうくりかえしながら
カメラの前に立っている

24年間の人生の引き出しを
あれじゃない!これでもない!
と引っ張り出しながら
レンズの向こう側に
吸い込まれていくように
必死に今という時間を
自分を通して刻んでいく
毎日の撮影

そうして描かれるストーリーを
少し先の時間を
進んだ私が
私を確認するんです。
こんなに自分自身を見つめた事は
今までありませんでした

それがとても難しくて
とても楽しい
そして嬉しい

石川野乃花

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2016/04/16
「映画が素晴らしいのはみんなが同じ方向を向いていること」

これは
前作“幸福な結末”の
メイキング撮影をしていたカメラマンの言葉

彼が言うには
いろんな写真を撮ってきたが
たくさんの人に
カメラを向けたとき
みんなが同じ方向を
向いていることは
ほとんどないそうだ

ところが
映画の撮影の現場では
みんなが同じ方向を向いている

「素晴らしいね」

彼はそう言って
ほとんど毎日
撮影現場にやってきた

別々の人生を歩んできた
人間同士が
映画制作で同じ景色を見つめ
喜びを共有する

これこそが映画制作の
醍醐味のひとつであることは間違いない

今回の“Ben-Joe”の撮影でも
その醍醐味を噛みしめながら
撮影は快調に進んでいる

岩松あきら

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2016/04/13
共同生活による撮影

“Ben-Joe”は現在
三河地域を中心に撮影を行っている

県外の役者さんたちは
私の家に泊まって
合宿状態で撮影に臨んでいる

撮影が終わると役者さんたちと
深夜0時まで営業のスーパーへ
買い物に出かける
これが日課

それまでの夫婦二人暮らしだった
生活とはうって変わり

役者さんたちが
台所で料理や洗い物をしていたり
部屋を掃除していたり
洗濯機を回していたり
撮影が早く終わった時には
リビングで一緒にテレビを見たり…

先日は
花見をしながら
役者さんのお誕生日会

撮影の合間の
こうした時間も
幸せな時間である

岩松あきら

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2016/03/28
ロケ地への恩返し

大学 小学校 スポーツジム 漫画喫茶 歯科医院…等々
様々なロケ地で快調に撮影が進められている

そのすべてのロケ地において
共通しているのは

私たちの映画づくりの思いに
共感して頂き
何の対価も求めず
全面協力して頂いていること

どこでも温かく迎え入れられ

時間延長をしても渋い顔をされたことはなく
逆にロケ地の方から差し入れをして頂いたり
追加撮影にも快く対応してくださる

こんなこともあった

音声録音の関係で換気扇を止めたくても
止めるスイッチが見当たらなかったときには
換気扇を止めるため
天井を開けようとしてくださったり

衣装に問題があったときには
その場で衣装を提供して頂いたり

エキストラが必要なときには
エキストラを集めも協力して頂いたりもした

そして
どのロケ地先でも
別れ際には決まって
笑顔でのお見送り

撮影帰りの車で
スタッフやキャスト改めて誓い合う

絶対にいい映画にしなければと
私たちにできる恩返しはそれしかない

岩松あきら

※写真は大学での撮影スナップ

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2016/03/19
小さな役の支え

エキストラさんというのは
ともすれば重要な役ではないように
思われがちだが

彼らは映画の
世界観を決定づける
大事な役目を果たす

彼らが存在するか否かで
映画は別物になる

それは1シーンだけの出演の
役者さんたちについても同じ

今回
スポーツジムの先輩役を演じた
川崎さんはその中の一人

1シーンに出演するために
東京から駆けつけた役者さん
前作「幸福な結末」同様
今回の撮影でも
独特の存在感を示してくれた

撮影終了後
そんな彼から
三河映画の事務局にメールが届く

以下はその抜粋

“現場に入り、生意気ですが3年前にオーディション受けて本当に本当に良かったです。商業映画には少ない細部までの沢山の愛、妥協のない映画作品への情熱をみさせて頂き胸が熱くなりました!”

そして三河映画の
キャスティング・ディレクターは
1シーンだけの出演の役者さんの撮影日や
エキストラさんが出演する撮影日には
無理をしてでも現場に
駆けつけて出演者の方に声をかけてくれる

そんな彼の思いが
役者さんやエキストラさんたちにも
伝わっているのだと思う

エキストラさんたちと
絡める撮影もあとわずか
楽しんでいきたいと思う

岩松あきら

 

※写真(上)はスポーツジムの撮影でのエキストラさんとの打ち合わせ風景
※写真(下)はスポーツジムでの撮影中のスナップ(左端が川崎さん)

三河映画 「Ben-Joe」 エキストラ募集!
https://ssl.form-mailer.jp/fms/f856a072419030

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2016/03/14
同じ空の下

先日クランクインを迎え
撮影が快調に進んでいる

そして今日は撮休

私は次の撮影の準備に取りかかるが

あるメンバーは
衣装・小道具を揃え
あるメンバーは
撮影テストを行い
あるメンバーは
キャスト・スタッフとの調整をする…

そんな中
私たちのもとに写メが届く

セット建設地で制作された
大道具の写真だ

そう
遠く離れた設楽町の津具では
今日もセットの建設が進められている

自分ががんばっているとき
別の場所で同じ目的で
がんばっている仲間がいる
これほど勇気づけられることはない

全く別々の場所にいても
“いい映画を完成させたい”

その思いをもって
私たちはどこにいても
繋がっている

人と繋がる喜びを感じる

これが三河映画の醍醐味のひとつ
であることは間違いない

岩松あきら

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