あれから20年

※写真は 20年前 映画を撮影中の岩松監督(左)

先週末東京から
自主映画の監督をしている女性が
高速バスに乗って
大阪のウラカマ・スタンディングシアターに

映画「Ben-Joe」のトライアル上映の後
彼女と話していて
昔の自分を思い出した

「Ben-Joe」を観た彼女の第一声は
「すごいお金がかかってますよね?」だった
「キャストもスタッフもみんな手弁当だから」
私がそう答えると
とても驚いている様子だった

予算もない
機材もない
プロもいない
映画仲間もいない
だから好きな映画が撮れない

以前の私はそう思っていた
でもどうしても映画が撮りたくて
撮りたくて撮りたくてたまらなくて

演技なんてしたこともない
職場の同僚に主役を演じてもらい
マイクも買えなかったから
無声映画にして…
そこから始めた自主映画づくり

あれから20年経ち
「Ben-Joe」を完成させることができた

8年半の歳月
この1本の映画のために
ともに夢を追い続けた仲間と
私たちを支えてくれた
地元の519名の方々に
今 心から感謝しています

監督 岩松あきら